あらすじ
いよいよタイトル通り二人連れ立って旅に出た少年少女。黄昏の終末世界第4話です。
主人公とアスハ少年の関係が深まるより何より、この段階ではまずこの世界ってどうなってんだろ?と設定を詰めるのが先。
気候がこうで文明がこのレベルでインフラは崩壊…と想定すると、結果この時代の暮らしはこんな感じだな。とあれこれ細かいところを想像で補足しながら話を書き進めていきました。
旅の慣習は地域とか集団によってあるところとないところがあります。作中でも言及したとおり、主に食糧や住居が充分でない土地では何とか自力でやっていけそうな年齢になると共同体から出る。という形で独立させる場所もあるし、アスハの住んでた集落のように配偶者を外で見つけさせるために(閉鎖的な空間で血族同士の交配が繰り返されないように)一旦集団から出す。ってところもあります。
地域により必然性から生まれた慣習ではありますが、ましろの育った村のように特に若い子を無理に外に出す必要のない豊かな土地ではせいぜい近隣の別の集落から嫁や婿を迎えるくらいで、結婚して独立しても近所で住む家を構えるのが普通。食うに困らないので子どもはわざわざ遠くにやらず目の届く場所で生活させる、という集団もあります。
ここではまだ出ていませんが、もっと栄えてる平地の町などでは若い子は独立してもあえて外には出ずに一生町中で暮らすのが一般的なようです。それが一番安全で食べるのに困らないとわかっているので、皆町から離れたくない。ここで生涯を終えるのが幸せと信じて疑わない人が大多数とのこと。
そんな風に、ところによって住人の定着率もかなり変わっていくようですが、旅の子の慣習自体はどこでも認知されていて人々の自由な移動や交流に貢献してる意義のあるもの。と一般的に認識されています。
だからまあまあ、どこに行ってもああ旅の子ね。と受け入れられてそれなりに親切にしてもらえるようです。そんな感じで主人公たちも先々でいろいろな人たちと今後交流することになるのですが、それはまた後の話。
まずは初めての滞在先で楽しく二人きりのキャンプ中です。
男女なのに和気藹々、無邪気で平和な彼ら(今は)でしばらくの間ほっこりしていただけたら幸いです。