あらすじ

いよいよアスハの故郷の謎の集落に到着、ちょっとどきどきな展開の第10話です。 この話を書き始めたときにはアスハの出身地はすごく人里離れた山奥深い鳥も通わない秘境といっていい場所で、人心もごく閉鎖的。排他的な共同体で自分たちだけでわかり合ってて、外の人間は全く認めないっていう感じかな…と想定してました。 厳しい環境でがっちり結束して細々と暮らしてるから、もっとぎすぎすしてて険しい雰囲気なんじゃないかなと。でも、それだとやっぱり、小規模集落としてはあまり長く維持できずに早々に詰みそうなんですよね。 まず外との交流がないと近親婚が多くなって行き詰まりそうだし。配偶者は必ず外で見つける、という掟をそれで考えたんですけど。いくら読心能力のあるもの同士でお互いを理解し合ってるとは言え、それだけの理由で全員が必ず帰ってきたいと思えるほど求心力あるか?と考えると。…そこそこの割合で子どもたち、逃げそう。 それに連れて来られる心を読まれ放題な配偶者側がどうしてそこに住みたいと思える?と考えたら。…やっぱり、そこだけ恵まれた理想的環境でめちゃくちゃ住みやすい。って条件がないと成立しないな、と認識を新たにして設定を変えました。 というわけで、標高も高く険しく深い山奥に、何故か桃の花が狂い咲き乱れる温暖な理想郷が存在するという。まあ、フィクションですね。ぽかぽかの風の谷が中部地方の山奥の秘境にあるんだよーととりあえず受け止めてください。 いやそんなのあったらわたしが住みたいよ、もう。…真面目な話。

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