あらすじ

集落の種明かしが続く第6話です。 この設定が頭に浮かんで描き始めたとき、はたと困ったことがありました。それはジャンル決め。 最初は深く考えずに前作と同じに『現代ファンタジー』としていました。でもよく考えたら…。これ、もうここだけで。ネタバレでは? そうだよなぁ、読み始めた時点では読者の知見は純架と同じ地平なんだから…。と思い直し、次にSFを選ぼうと考え、またためらう。いや、これ。SF要素あるかなぁ? 何一つ超常的な設定がないのでは。一点だけこういう出来事が過去に仮にあったら…というifの上に物語があるのは事実だけど。 そのif以外は何も非現実設定がなくて、実はごく普通の時空の話なんだよね。と改めて認識して、ほとほと困ってしまいました。 かと言って『ヒューマンドラマ』とか名乗ると、え、SFとかファンタジー要素ないの?と不審に思われてそれもネタバレ…。恋愛ジャンルを真っ向から名乗るほど恋愛要素もないし(てか、この話くらいまでだと。ほぼ壊滅的にない)。 結局、『恋愛ファンタジー』を自称するという玉虫色解決で落ち着きました。正直にいうとこの辺まで書いた時点では、いや恋愛もほんと全然ないなぁ…。ファンタジーも実はほぼないし、読んだ人詐欺だと思うんじゃ、と悩みましたが。ぴったり来てしかもネタバレしない、ってジャンルがまじでなかった。もうしょうがない。 最終的に思ったよりも恋愛はゼロじゃなくなったのでまあ良し。けど、必ず何かのジャンルを自称しなきゃいけないというのも難儀ではあるな、とつくづく思い知りましたよ。それによって間口が広くなるためのものなので、ないよりあった方がいいには決まってるんですがね…。 そんなわけで、実はこの話の一番しっくりくるジャンルは多分『ヒューマンドラマ』だと思います。完全閉鎖空間で育った子が外の真実を知り、その事実にどう対応していくか。が話の肝ですので、つまりはここからが本番。 悩み抜いた純架がどう行動していくか。まだまだ話は続きますので、どうかお付き合いよろしくです。

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