あらすじ

いよいよ、ようやく看板通りに恋愛要素が発生してきた気配が。第11話にしてやっと!です。 ここまで通しで読んでくださった方がもしいるなら、あれ?そもそもファンタジー要素って実はこの話、最初からないのでは?と改めて気づきそうな段階にきて、何とかここで恋愛ファンタジータグのうちの前半が詐欺じゃなくなりギリ首の皮一枚繋がった。と言えますね。言えないか…。 と言うか作中人物の立場になって考えれば、この時点までほとんど立ち止まって冷静になるような余裕もなくひたすらノンストップで流され続けてて。あれよあれよという間に生まれた土地を出て初めて存在を知った世界へ出て、そこでの生活に慣れ仕事に慣れて、やっとひと息ついたところで自分の内面に目を向けるくらいに落ち着いた。ってタイミングなんだと思います。 つまりここまで恋愛してる暇がなかったというか、既に恋愛感情らしきものを感じてる事実を直視するほどのゆとりもない展開だったというわけで。それは別にわたしが手を抜いてたってことじゃなく、主人公たちの自然な感覚として多分そうだろうなぁと…(言い訳してみる)。 だから、足を止めてる間もなく突っ走ってるときは自分に熱があることも気づかないけど。一旦止まって呼吸を落ち着けた途端にわっと逆上せて、もう立ってられないほど一気に具合が悪くなるみたいな感じかなと思えば何となく説明がつくような。 そんなわけで、自分の気持ちをようやくここに来て自覚し始めた純架さんと、愛想だけはいいけど今ひとつ何を考えてるのかわからない、のらりくらりした高橋くんの恋の駆け引きがここからしばし続きそうです。ファンタジー要素ゼロの現実世界の話になりましたが、ふわふわと足が地につかない、やきもきと焦ったい初恋のやり取りをしばしご堪能ください。

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