あらすじ

公衆の面前で王太子から婚約破棄を宣告された私——王城監査局の契約監査官リリアは、涙より先に条文を開いた。すると広場に白い外套の男が現れる。「その婚約破棄、不備が多い。よって保全措置として彼女を隣国王家の保護下に移す」隣国第二王子ノアだ。持参したのは剣ではなく、契約フォルダ。二人は条文で応酬し、やがて暴かれる財務不正と“口約束”の代償。恋は甘いが、甘いだけでは有効化しない。最後に残るのは印と、温度。

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小説を読もう2025/10/02