あらすじ

中途半端な田舎の青春の鬱屈、第3話です。 小学校、中学校とどんなに仲良くても高校、大学と進路が分かれていくと自然と連絡が途絶えて繋がりが切れるのはあるあるですよね。 都市部でもそれは普通でしょ、って意見もありますが。地方の場合、残る人と出て行く人がカラー別にきっぱり分かれるってのがやはり特徴的だと思う。 都市部では出て行く人に特に決まったタイプとかなくて、離れる理由も様々だけど。地方では残る人たちの同一性が半端ないというか。残ったもの同士の繋がりはそれまで以上に濃厚になって、何というか微妙に馴染めない者でもちょっと同化を強いられるところがあるのかな…ってイメージが強いですよね。 だからこれは馴染めないな、って予感がする人は早めの段階で出て行くための努力をしてどんどん出て行っちゃう。それで残るグループはますます同一化していく。ってサイクルがあるような気がします。 話の中でも羽有、だりあ、奥山くん、越智の四人はそれぞれの事情や考え方で別々の進路を選びます。それで結果、みんなばらばらになって二度と接点はないままでした。…って現実のようにはいかないのが小説です。このあと四人は一体どんな道を辿って再び巡り合うのか。続きはこのあと。

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