あらすじ

陽菜は、看護師として1年3ヶ月働いた末、うつ病を発症し、新卒で入った病院を1年半で退職する。復帰の面談で上司から「手に負えない」と切り捨てられ、心を壊さぬよう転職を決意するが、エージェントからは「臨床経験が浅すぎる」と冷たく突き放される。別のクリニックでは「うつ病の傾向はない」と言われ、なおさら苦しみの理由を見失う陽菜。自己否定と「生きていたくない」という思いに苛まれながら、彼女は自分の人格を疑う。だが、ある朝、古い日記に綴られた過去の夢と向き合い、「私は傷ついただけ」と気づく。ハローワークでの小さな出会いをきっかけに、陽菜はゆっくりと一歩を踏み出す。白い壁の向こうに、かすかな希望の光を見据えて。

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小説を読もう2025/10/05