あらすじ

時系列がしばらく飛んで三年後。大学生になった柚季が再び水鳴村と向き合う羽目になる第8話です。…『過去は消えない』、ですね。 平和で退屈なキャンパスライフというにはあまりにも地味。な毎日を過ごす柚季を書くのはそれはそれで意外に楽しかったです。村での生活が何というか、ストレスフル過ぎたので。特に何も起こらないぱっとしない大学生活ってこんな風だよなぁ、と懐かしい気持ちになりました。 まあそんな場面も作中ではほんの一瞬で描写が終わって。あっという間に過去に引き戻され、終わったつもりでいたのに完全に整理がついてなかった現実を突きつけられる羽目になるのですが…。 ばたばたでわけもわからず不条理な出来事に巻き込まれた主人公が、まず何よりも自分を生き延びさせるために脱出優先。を第一部として、そのあと時間が経って落ち着いてからおもむろに、あれは何だったのか…。と過去を振り返り、味方を連れて当時の敵と向き合うのが第二部。っていう構成を取ってみたかったのです。 そうしないと主人公が救われるまでが遠すぎてストレスがきついし、種明かしというかどうしてそんな不条理がまかり通ったのか?って解明パートがないとすっきりしないなと思ったので。読んだあと、ああちゃんと話が終わった。成仏した、と感じてもらえたらいいかなと考えています。 それでは、蒲生先生と愉快な仲間たちという新たな味方を増やした柚季のカウンターパート開始です。どうか最後までお楽しみ頂けたら幸いです。

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