あらすじ
現代で命を落とした高校生・大洞光(おおとひかる)。
後悔だけを胸に目を覚ますと、そこは“感情を出すと敵が襲ってくる”という奇妙な世界だった。
この町の中心にそびえる《魔法塔》は、人々の感情に反応して光を放つ“町の心臓”のような存在。
しかし、誰かが強く想えば想うほどその光を狙って《ヴェルザーク》が襲来するため、
人々は笑うことも泣くこともできなくなっていた。
そんな中、光はひとりの少女・セリアと出会う。
町を守りたいと願いながらも、感情を出せば仲間を危険に晒してしまう。その葛藤に苦しむ少女だった。
泣くことも、笑うことも、許されない世界。
それでも光は、信じた。
「人の心は、誰にも奪えない」ことを。
無鉄砲な高校生が、失われた想いと絆を取り戻しながら、感情を封じられた町を救うまでの物語。
そして、その“ひとつの想い”が、世界を変える――。