あらすじ
恐れていたとおりのことが起きた。
鵤(いかるが)さんが巻き込まれた。
ハグは、なんのためらいもなく、オレのまわりの人間をコマにする。
この話は「ナイショの妖精さん」シリーズの8巻です。
●「ナイショの妖精さん 1」へはこちらから→[link:novel_view?w=24632428]
●「ナイショの妖精さん +あるふぁ」(番外編シリーズ)もあります
★自作の挿し絵入り★
*小学生にも理解できる表現を目指しています。
*砕けた文体を使用しています。肩の力を抜いてご覧ください。暇つぶしにでもなれば。
*小説、イラストの無断転載はご遠慮下さい。
*この物語はフィクションです。実在の人物、団体、場所とは一切関係ありません。
★★★★★★★
【これまでのあらすじ】*ネタバレ注意!!
和泉綾と中条葉児は、花田小学校六年のクラス公認カップル。
そして、「フェアリー・ドクター」。
フェアリー・ドクターとは妖精のケガや病気を治せる、妖精から受けた人間のケガや病気まで治せる、妖精のお医者さん!!
綾が幼稚園のころに、葉児の父親からもらったアメは、妖精のタマゴだった。
妖精のタマゴは綾のお腹の中で孵化した。そして、綾の体を半分妖精にかえてしまう。
近所の浅山には、まだ孵化していない妖精のタマゴがあった。
そのタマゴは生前フェアリー・ドクターだった、葉児の父親への恨みで黒く染まっていた。
タマゴは、形を持たない黒いモヤになって孵化する。名は、「鬼婆」と書いて「ハグ」。
妖精の羽のりんぷんは、万能薬。そのためハグは綾をねらっている。
綾に「羽を切れ」という葉児。妖精を捨て、人間として生きろと。
しかし綾は、葉児に何かあったときのために、羽を取っておきたい。
かわりに二人は別れる決意をする。たとえ羽を隠して生きても、葉児に関わっている限り、ハグは葉児への復讐に綾を巻き込むだろうから。
ふたりは別れ、中学生になった。それでも互いの想いは消えない。
綾の不注意から、まだ羽を持っていることがハグにバレてしまう。
再び手を取りあう、綾と葉児。
誠と鵤(いかるが)さんのサポートを得て、ハグを倒す作戦を練る。
そんな中、綾は謎のめまいを起こす。
まさか、ハグに妖精の羽のりんぷんをあげすぎたせいで?
鵤さんに相談しに行った葉児は、浅山で恐ろしい事実を、目の当たりにする―――