おすすめ · 投稿日: 2026/09/09

最悪の悪党になる未来を変えてみせるから! <悪党をちゃんと育てます>

こんにちは!


今日ご紹介するウェブトゥーンは、ピッコマで連載中の
<悪党をちゃんと育てます>です。

唯一の家族だった姉を亡くし、甥を一人で育てていた
主人公は、ある日ここが本の中の世界であり、自分の甥が
いずれ悪党になる運命だと気づきます。
主人公は姉との約束を守り、愛する甥を
救うため、彼を悪党ではなく真っ直ぐな子に
育てようと決意します。

それではレビューを始めます!

このウェブトゥーンの主人公はルチェラ・リルプレイです。



「鉄血の公爵家」という異名で名高い
帝国一の名門、ベロマン家。

しかし、この華やかな公爵邸では毎日騒動が
絶えませんでした。
その理由はまさに、公爵家の跡継ぎでありルチェラの
愛らしい甥、「ルシアン・ベロマン」のためでした。

今日も部屋をめちゃくちゃにしたルシアンを見て、
ルチェラは今回こそ厳しく叱ろうと
心に決めます。


結局ルチェラは、ルシアンの愛嬌にまたしても心が揺らいでしまいます。

ルシアンはルチェラを見るなり、生地遊びをしようと
せがみ始めます。すでに小麦粉と水を四方に
まき散らして遊んでいるルシアンのせいで、彼のお世話をする
メイドや使用人たちは魂が抜けた状態でした。
ルチェラは疲れ切った使用人たちを見て考えます。

『これ以上、ルシアンが使用人たちに嫌われるようなことにはさせられない。
 とりあえず連れ出そう。』

しかし、ルシアンを連れて外へ出ようとした途中、
ルチェラは床に落ちていたおもちゃを踏んで転んでしまいます。
ルチェラはそんなルシアンを見て考えます。

『このとんでもないイタズラっ子を、本当に私がちゃんと育てられるかしら…?』

彼女がこれほど苦労してルシアンの世話をしているのには
事情がありました。12年前、リルプレイ家の次女だった
ルチェラは家族と平和に暮らしていました。
しかし、突然の馬車事故で両親が亡くなり、
その平和は一瞬にして粉々に砕け散ってしまったのです。



その後、家門を狙っていた叔父は待っていましたとばかりに
爵位を奪い、跡継ぎだったルチェラの姉を
ベロマン公爵と無理やり結婚させてしまいます。
しかしベロマン公爵にはすでに別の思い人がいたため、
ルチェラの姉は公爵家で冷遇されながら
結婚生活を続けなければなりませんでした。

そんな中、叔父の屋敷に一人残されたルチェラを
心配していた姉は、ついに公爵にあるお願いを
することになります。

「妹のルチェラを、公爵邸に連れてきてもよろしいでしょうか?」

公爵はルチェラの姉の言葉に冷たく答えます。

「好きにしろ。
 その代わり、今後私が誰に会おうと気にしないでいただきたい。」


ルチェラの姉は妹のために公爵が提示した
惨めな要求を受け入れ、そうしてルチェラは公爵家へ
来ることになります。
しかしルチェラの姉は、公爵家に到着したルチェラに
辛い素振りを全く見せることなく言いました。

「ルチェラ、これからは私たち二人で支え合って生きていくのよ!」

そして数年後、ルチェラの姉は目に入れても
痛くないほど愛らしい甥、ルシアンを産むことになります。


ようやく再び幸せな家族の形を取り戻しつつあったその時、
嘘のようにルチェラの姉は不治の病に罹ってしまいます。
ルチェラの姉は息を引き取る前、ルチェラに頼みます。

「ルチェラ、最後に一つだけお願いしたいの。
 ルシアン…あの子を傍で守ってあげて。ごめんね、本当に…」

その言葉を最後に、ルチェラの姉は息を引き取ります。
やがて執り行われた葬儀場。
ルチェラは葬儀が終われば本来リルプレイ家へ
戻らなければなりませんでしたが、隅で声を殺して泣くルシアンを見て
どうしても見捨てることはできませんでした。


ルシアンはルチェラに言います。

「叔母様も僕を置いていなくなるんじゃないよね?」

これにルチェラは考えます。

『私がいなくなれば、ルシアンは本当に一人ぼっちだわ。』

結局ルチェラは、公爵邸に残り続けることを決心します。
元々ルシアンに無関心だった公爵は、ルチェラを乳母くらいに
考えてたいして気に留めず、おかげでルチェラは今まで
ずっとルシアンの傍にいることができました。

しかしルシアンのおもちゃで転んで意識を失いかけている現在、
虚しさを覚えたルチェラは心の中で姉に語りかけます。

『お姉ちゃん、ごめん。私なりに一生懸命ルシアンを育てたけど、
 うまくいかなかったみたい。ルシアンの悪戯のせいで
 周りの人もどんどん避けるようになっているわ。
 今だって、人が転んだのに悪党みたいに笑うばかりで…』

「悪党ルシアン」という言葉に、ルチェラはふとどこかで
見たことのある話だと思い至ります。
そしてその瞬間、ルチェラは前世の記憶を思い出すのです。

ここはまさに、小説の中の世界でした。


『私生児から当主まで』というロマンスファンタジー小説の
内容でした。
男性主人公はベロマン公爵家の私生児である
エドウィン・ベロマン。

私生児の出身でしたが、優れた能力で
ついには当主になるという物語でした。
問題は、男性主人公が当主になるという目標を抱くことになった
決定的なきっかけでした。
幼い頃から毎日彼をいじめていた異母兄弟であり
最高の悪党、まさにルチェラの甥であるルシアン・ベロマンの
ためだったのです。

ルシアンは公爵の放任の中で歪んで育ち、
跡継ぎの座まで奪っていったエドウィンをいじめるうちに、
この世界観における最悪の悪党になってしまいます。
しかし、自分のものを奪われたという執着と憎悪は
結局破滅を招き、最後には主人公の手によって残酷な
最期を迎えるという役回りでした。

『嘘でしょ、ルシアンが未来の悪役なうえに
 結局死ぬことになるなんて?!』

驚いたルチェラが目を覚ますと、使用人たちが
意識を失っていたルチェラを心配していました。
ルチェラは、自分のいるここが実は前世で読んだ
本の中であるということや、その本の中のエキストラに転生した
事実はどうでもよかったのです。
しかし、ルシアンがいずれ黒幕となり主人公の手に
かかって悲惨な死を遂げるという事実は、あまりにも絶望的でした。

この時、メイドがルシアンを見て言います。

「坊ちゃんは、ルチェラ様がお目覚めになるまで
 傍でずっと待っていらしたんですよ!」


ルシアンはルチェラと目を合わせると、慌てて言います。

「ぼ、僕は叔母様を怪我させようとしたんじゃないんだ…
 こ、小麦粉遊びが楽しくて、叔母様ともしたくて…
 でも叔母様、大丈夫?もう痛くない?」

ルチェラはそんなルシアンに近づき、ぎゅっと抱きしめます。
そして心の中で言います。

『お姉ちゃん、ルシアンを守るっていう約束は絶対に守る。
 私はこんなに愛らしい甥を死なせておくことなんてできないもの。
 だから見守っていてね。私が必ずルシアンを真っ直ぐな子に
 育て上げて、最悪の悪党になる未来を変えてみせるから!』

果たしてルチェラは、ルシアンをちゃんと育てることができるのでしょうか?

続きが気になる方は、ピッコマで連載中の
<悪党をちゃんと育てます>をご覧ください!

ありがとうございます :)


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