冷遇と迫害を受ける一族の恥となった。<白虎家の赤ちゃんもふもふ>
こんにちは!
今日ご紹介するウェブトゥーンはカカオページで連載中の
<白虎家の赤ちゃんもふもふ>です。
朱雀家の金枝玉葉の末娘である主人公は、
初めて獣人化する日、朱雀の直系なら誰もが持つという
赤い羽の代わりに、雪のように真っ白な綿毛が体に生えてきます。
その日以来、愛されていた末娘から冷遇と迫害を受ける
一族の恥となってしまうのです。
さらに本物の朱雀家の娘が戻ってくると
文字通り捨てられ、死を目前にしたその瞬間
真っ白な白虎家の当主と出くわすことになります。
レビューを始めます。
獣人たちが住む国、泰和国があります。
泰和国には国を治める皇室と、
そして国を守る四つの名門がありました。
東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武。
彼らは古代神獣の血を受け継ぎ、
それぞれ任された土地と、そこに生きる獣人たちを
治めてきました。
その中でも南の神獣、朱雀家の当主は末娘を
片時も手放しませんでした。
それがまさに一族の愛娘、ソヤでした。
初めて獣人化する日、
当主でありソヤの父親が尋ねます。
「ソヤ、準備はいいかい?」
「はい、お父様!ソヤはうまくやれます!」
ソヤは初めての獣人化を迎え、切実に祈ります。
『お父様のように…赤い羽を持つ
素敵な朱雀になれますように。』
そしてついに獣人化したソヤ。
一族の人々は驚いて言います。
「白い毛だなんて…」
「朱雀なら本来、赤い羽であるべきではないですか?!」
「そういえば、末娘様がお生まれになった時、
こんな噂がありましたね。」
それは7年前に遡ります。
朱雀家に子供が生まれた瞬間、
母親は息を引き取り、その場面を目撃したのは
産婆だけでした。
使用人たちはひそひそと囁き合います。
「赤ん坊様を見た?髪の毛が真っ白よ。」
「そんなはずは…お二方とも白い毛を持っていらっしゃらないのに。」
「まさか…奥様が外で作った子じゃないわよね?
それとも、すり替えられたとか?!」
その時、当主が厳しく一喝します。
「亡き妻は雪のように清らかな女性であった。
誰も彼女の貞操を疑ってはならぬ!!」
獣人社会がこれほどまでに血統を重視する理由は、
力が血統を通じて受け継がれるからでした。
その中でも四神獣の血を受け継ぐ直系の血は
ひときわ強く、鮮明でした。
そのため、直系の力を純粋に保つため、婚姻を結べば
夫婦のどちらか一方の血統を封印してきたのです。
当主であるアユンは、単に妻の先代に
白い毛を持つ者がいたのだろうと考えていました。
だからこそ、子供が真っ白な髪で生まれたことも
何の問題もないと思っていたのです。
その日、アユンは子供を抱き、涙を流しながら言います。
「初めて獣人化する日、この子が
朱雀の血筋であることが証明されるだろう。
燦然と燃え上がる赤い羽によって。」
しかし、当主アユンの予想は完全に外れてしまいました。
白い羽を持つ鳥の姿で獣人化したソヤは、
その状態で嬉しそうに父親の元へ駆けていきました。
しかし、アユンは白い羽のソヤを
冷たく突き放してしまいます。
一族の人々がざわめき始めると、
アユンは冷たく命じます。
「子供の霊核を奪い、冷宮に閉じ込めよ。
今日の事を口外する者は決して許さぬ。」
ソヤは戸惑い、父親を悲痛な目で見つめます。
『お父様が怒っていらっしゃる。どうしてソヤをあんな目で…』
自分の毛を見下ろしたソヤは、
そこで初めて状況を悟ります。
『白い毛…?どうしてお父様やお兄様たちのように
赤い羽じゃないの…私、獣人化に失敗したの?
だからお父様はがっかりされたのかな?』
その時、ソヤのそばに一番上のお兄様、ファユが
近づいてきます。
『ファユお兄様!!
お兄様なら、この問題を解決してくれるかもしれない!』
獣人化した姿で切実に泣き叫ぶソヤに近づいた
ファユは、そのままソヤの霊核を奪い取ってしまいます。
獣人化が解け、元の姿に戻ったソヤが尋ねます。
「お兄様、一体なぜ…」
するとファユは軽蔑した表情で
冷たく答えます。
「誰がお前の兄だ?」
ソヤはひざまずき、ファユに哀願します。
「もう一度、もう一度やれば次は絶対に成功するから…
お兄様…?」
ファユはソヤの肩に手を置きながら言います。
「憎たらしくも皆を騙したのだな。
二度と私の前に姿を現すな。
もう一度私の目につけば、そのみすぼらしい白い羽を
切り落としてしまうかもしれんからな。」
こうしてソヤは、一夜にして冷宮に閉じ込められることになりました。
ソヤは自分から抜け落ちた白い羽を握りしめたまま、
静かに呟きます。
「私がみすぼらしい白い綿毛を持っているからだわ。」
『獣人化に成功すれば…
そうすればお父様もお兄様も、またソヤに
笑いかけてくれるはず。』
ソヤは絶え間なく再び獣人化を試みますが、
返ってくるのは吐き出す血だけでした。

すべてはファユがソヤから奪い去った
霊核のせいでした。
獣人の力を使うためには、必ず霊核が
必要だったからです。
まだ幼いソヤもその事実を知っていました。
しかし、父親と兄の心を取り戻すために
自分にできることといえば、身を削りながら
獣人化の試みを繰り返すことだけでした。
使用人たちはソヤが閉じ込められている冷宮の前を通り過ぎながら
ひそひそと囁きます。
「あの噂は本当だったみたいね。羽の色も真っ白だったじゃない。」
「それじゃあ、本当に亡くなった奥様が他の人と作った
子供だってこと?」
「それ以外に何があるっていうの?」
「どうしていまだに宮で暮らしているのかしら?
私だったら腹立たしくて今すぐ追い出すのに!!」
「あの子は朱雀家の恥よ。」

体が砕けるように呻きながらも、
使用人たちの囁きをすべて聞いてしまったソヤ。
彼女は考えます。
『…そうなんだ。私はお父様の本当の娘じゃなかったんだ。』
そうして3年という月日が流れました。
ひと月にやっと洗濯を終えるほど窮乏し、
惨めな生活を続けるソヤ。
誰もが朱雀家に愛されていたお嬢様が存在したという
事実すら完全に忘れていった頃、
ついに朱雀家の本当のお嬢様が戻ってきました。
彼女は自分の赤い羽を当主に渡しながら言います。

「私の名前はリリです。
今年で9歳になり、少し前に初めての獣人化をしました。
この羽を見た人たちが、ここで本当の家族に
会えるだろうって言ったんです。」
当主はリリを見て、わざと咎めるように尋ねます。
「この羽が本当にそなたのものなら、なぜ直接獣人化せずに
それを持ってきたのだ?そなたの言葉をどう信じろというのだ?」
突然の質問にリリは戸惑いますが、
すぐにその場で獣人化して見せます。
その姿を見た当主は心の中で確信します。
『疑う余地もなく、朱雀の直系に間違いない!』

愛されていた末娘から
迫害される一族の恥となったソヤ。
朱雀家の本当の娘リリまで登場した状況の中で、
すべての力と信頼を失い冷宮に捨てられた
ソヤの未来には、果たしてどんな出来事が待ち受けているのでしょうか?
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