あらすじ
小学4年生の夏、私は愛犬「ソラ」を迎えた。命の重さよりも、「犬がいる生活」という自己満足が勝っていた私。ソラは庭の支柱に繋がれ、わずか二歩分の土と、家族の無関心という名の鎖に縛られていた。
遊びや自己都合を優先し、ソラの最後の異変に気づこうとしなかったある日。私が強くリードを引いた瞬間、手に残った革の痛みが、ソラの死を私に永遠に刻みつけた。
十数年後、私は月夜の庭で、ソラを縛っていた鎖から天へと伸びる、光り輝く**「空に続くリード」**を握る。
このリードは、過去の罪を精算し、魂が永遠に繋がる絆を象徴していた。過去に囚われた私が、愛犬の魂との再会を通じて、永遠の愛という名の贖罪を見つけ出すまでの物語。