あらすじ

もう一度、右手首のその痕を、日の光に当ててみる。ジーッと眺め続けてると、それは模様のようでもあり、何かの文字のようにも、図形のようにさえも見えてくる。  最近、お風呂に入ってるときとかさ、とりとめなくただ部屋でボーッとしてるときとかに、こうやってこの痕を眺めてることがほんと多くなった。  そうしてると、だんだんとなんだか不思議な、説明のつかないような、そんな妙な気分になってくるのだ。  で、自然私は、次のようなことを、考えるようになっていた。  ……これは、果たして肉体的な原因で、できたものなんだろうか。  もしかしたら、違うんじゃないだろうか?

連載情報

ウェブ小説

配信言語