あらすじ
物語の舞台は一〇〇年前の日本をモデルにした煌燿国。
評判の喫茶店『白姫』の跡取り息子にして、売れない小説家である氷上玲は、美人言霊使いの水藤雅に一目惚れし、雅に近付くために取材という名目で行動を共にすることになる。
そこへ、加賀白妙と名乗る女性が婚約者と共に雅を訪ねて来た。
白妙には二人の妹がおり、その一人が深夜に男に襲われそうになった少し後、もう一人が二階の窓から転落死したというのだ。
妹を殺したのは誰なのかーー。
私のファンタジーにしては珍しく魔王が登場しませんが、水藤さんの実家が管理しているお社は『その手に取るもの』(https://estar.jp/novels/25527680)の『死者』回に登場する社です。