あらすじ
☆読者様へのご挨拶☆ まだ見ぬ読者の皆さま方、初めまして! 作家志望の左右と申します。 本文はシリーズ一作目として完結済みの作品となります(続巻としては現在進行形で書き続けております)。主人公とヒロインたちをメインとしつつも敵味方含めた複数視点で物語が進む群像劇であり、ジャンルはSFファンタジーバトルものと言えましょうか。ヒロイン複数名ですが、主人公がモテるいわゆるハーレムものではありません。また作中最強格の主人公ですが、バトルで無双しまくるわけでもありません。
まったくもってトレンドや時流に乗っているとは言えない作品ではありますが、一人でも多くの方に楽しんでいただけたらと思っております。
☆あらすじ☆
生まれながらに体内にマナエネルギーを宿す精霊導士であり、戦闘発生案件を請け負う「ミッショナー」であるコードネーム『春雷』ことノクト・ファーレイ。彼をリーダーとする四人組チーム「セツナ」は、軍事結社バルムト擁する高性能マナ・オートマトン兵団「星の盾」の殲滅任務を達成する。 アジトとして共同生活を送っていたアパートメントで仲間たちと祝賀会を催すノクトだったが、その席で他の三名が近々部屋を出て行くつもりでいることを知る。メンバーのルードとリザベルは結婚を控えており(初耳!)、もう一人のアンナも恋人との同棲が決まっていた(初耳!)。驚き、寂しさと喪失感に苛まれるノクト。
そんなノクトのもとへ、民間ミッショナー会社GQBから七人の少女刺客が差し向けられる。廃墟ビルの裏にある空き地にて交戦となるが、「生きる伝説」と謳われるほどの実力を持つノクトの相手ではなく、難なく退けることに成功。
七人の少女刺客たちを拘束したノクトの頭には、ある疑念が浮かんでいた。先にルードたちから聞かされていた話――「星の盾」殲滅の報復として、暗殺のために自分たちに差し向けられるかもしれない民間ミッショナー会社GQBのエリートチーム「七花衆」……彼女たちがそれなのではないか、という疑念だ。
そしてそれは事実だった。ところが、
「おまえたち、民間ミッショナー会社GQBの……ええ、と」
肝心なところでチーム名を忘れてしまうノクト。
「ええと……しち……か……」
「七花セブンっす!」
咄嗟に嘘をつく七花衆の一人、ナツメ。彼女は自分たちは七花セブンであり、先ほどの襲撃もべつに殺そうと思ったのではなく「生きる伝説の胸を借りた実戦訓練だった」のだ、と苦しい言い訳を展開する。
ところが――
「そうか。チーム名といい目的といい、重ね重ねの勘違いすまない。お互いいつ敵同士になるかわからないが、おまえたちが精進して一人前のミッショナーになれることを願うよ」
すっかり信じ、少女たちの拘束を解いて去って行くノクトだった。
暇と退屈と寂しさを持て余す日々を送るノクトのもとへ、GQBの総司令官ミリアムが現れる。じつのところ、七花衆から敗走報告を受けた彼女はノクト暗殺のための、とある奇策を思いついていた。七花セブン(七花衆)がGQBきってのポンコツチームだと嘘を伝えた上で彼女が口にしたのは、驚くべき依頼内容。
「きみの手で連中を鍛えてやってはもらえまいか。自宅に住まわせ、強化合宿という形でな」
警戒することもなく疑念を抱くこともなく承諾するノクト。
こうして、伝説級ミッショナーと彼の命を狙うエリートミッショナーチームとの、偽りの師弟関係としての共同生活が始まるのだった。
☆登場人物☆
~セツナ~
☆ノクト・ファーレイ「春雷」
主人公。精霊導士であり生きる伝説と謳われるミッショナー。
☆ルード・クレイハーツ「走破」
精霊導士の青年。
☆リザベル・アンティチョーク「恋華」
精霊導士の女性。
☆アンナ・シャルロッテ「寂寞」
精霊導士の女性。
~七花衆~
☆ナツメ・ターメリカーナ「向日葵」
七花衆の元気印。男気のある少女。
☆リリカ・コリアンデル「蒲公英」
ナツメLOVEな少女。
☆ミナ・オールスピーズ「百合」
GQBのトップランナー。クールビューティー。
☆シンファ・ウーシャフェン「紫陽花」
気性の荒い少女。女王体質のミナに対し一歩も退かない。
☆サーニャ・クミンティ「蘭」
おっとり癒し系のナイスバディ。
☆チムリン・クローブス「夕顔」
古風な喋り口の不思議ちゃん。
☆マキノ・フェンネーリア「桔梗」
オタク系女子。脚線美抜群(笑)
~民間ミッショナー会社GQB~
☆リヒター・サビュラン
GQBの若き社長。劇画から飛び出してきた王子様のようなルックス。
☆ミリアム・モルディフィス
GQB総司令官。部下たちから恐れられ気味……。
~反マナ軍拡活動組織リビアーナ~
☆ヴァイス・クロスフォード
リビアーナのリーダー。「セツナ」に「星の盾」殲滅を依頼した。
☆ミスティ・クロスフォード
ノクトの幼なじみにしてリビアーナの諜報員、外交員。
~国立マナ産業技術総合研究所~
☆リューク・シュタイナー
国立マナ産業技術総合研究所の副所長にしてマナ・テクノロジーの立役者。
☆ギルティン・ノッギルティン
工学博士。βー99の開発担当者。
☆βー99「メリッサ」
「セツナ」への復讐心からギルティンが開発した最新型マナ・オートマトン兵。本作のラスボス。
~その他~
☆ジェード・フランシス
バー「表と裏」のマスター。