あらすじ
隣に住む幼馴染・緑川朱音は、昔から距離感が近くてマイペース。
ある日、俺の部屋に勝手に上がり込んできた朱音は、
「これあげるね」と、握り拳ほどの“卵のようなもの”を差し出してきた。
手のひらに伝わる、無機質ではない重さと、ほんのりとした温かさ。
ふざけているだけだと思っていた俺に、朱音はとんでもない一言を告げる。
――「それ、私が産んだ卵なんだ。光ちゃんとの子どもだよ」
耳かき、膝枕、他愛ない会話。
いつも通りの日常の延長線で始まったはずの出来事は、
やがて幼馴染という関係を、確実に変えていく。
これは、“卵”をきっかけに始まる、
勘違いから本気へ転がり落ちていく幼馴染ラブコメ。