あらすじ
主人公、高坂久登は東大法学部卒のフリーの通訳案内士。30歳ながら年収は同年代の5倍ほどあり、莫大な資産も有している。大学の同級生の優秀な妻と可愛い盛りの娘と暮らしている。端から見ると絵に描いたようなエリートであり成功者であるが、久登には驚くべき過去があった。久登は幼い頃から母親から育児放棄をされ、満足に食事も与えられず、母親の再婚相手からは日常的な虐待を受けていた。それでも中学に入り2人の親友ができた。しかし久登は中学二年になり、親友の2人と共にクラスの不良3人に酷いイジメを受けることになった。夏休み直前、ついに我慢の限界がきて、不良3人にイジメの仕返しをした。ただ、その仕返しは相手に瀕死の重症を負わせるほどの残虐なものであった。その事件直後、久登は一人北海道へ二週間に及ぶ逃亡の旅をする。しかし久登の事件はマスコミに知られて、やがて警察に身柄確保される。久登は事件の残虐性から、医療少年院に送致される。その少年院での四年半、久登は温かい職員に見守られながら勉強に励み、見事に東大への現役合格する。主人公、高坂久登の中学時代からの人生を振り返る内容です。
登場人物
主人公
高坂久登(こうさか ひさと)
幼い頃から父親不在。
母親からは育児放棄され
まともな食事を食べさせてもらえずに
スーパーの試食コーナーとか自販機の下に
落ちている小銭でパンの耳を買って、生き延びてきた。中学に入り、2人の大親友ができる。その大親友のために、不良たちに過激な復讐をする。
小沢基樹(おざわ もとき)
野村徹(のむら とおる)
高坂久登の生涯の大親友
中2の始めからクラスの
不良3人に凄惨なイジメを
受けることになる。
鬼頭
貴島
間瀬
教師も怖れている
巨漢の不良三人組。
高坂や小沢や野村の
親友三人組に卑劣な
イジメを繰り返して
ついには高坂の復讐により
寝たきり同然の重度障害を
負わされることになる。