あらすじ

第三王女エルフリーデは、 王宮では「雑務王女」と蔑まれていた。 式典準備、書類整理、使節対応の裏方、 果てはメイドが担うはずの仕事まで押し付けられ、 兄姉たちからは「暇人」「役立たず」扱い。 ――だが、それはすべて誤解だった。 外交文書の調整、領主間の紛争処理、 会議運営から危機回避の根回しまで。 王国が表向き滞りなく回っていた理由は、 彼女がすべて裏で片付けていたからに他ならない。 第一王子や王女の仕事さえ、 実のところ、その多くは彼女が代わりに処理していた。 それでも評価されることはなく、 功績はすべて兄姉の名の下に消えていく。 そしてある日、 エルフリーデは国外任務という名の追放命令を受ける。 「雑務係」を切り捨てたつもりだった王宮は、 やがて気づくことになる。 自分たちが追い出したのが、 王国そのものを支えていた人材だったという事実に。 これは、 使い潰された第三王女が、 追放先で真の価値を認められ、 世界に必要とされていく物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/12/19
  • 現在の作品【書籍化決定】雑務王女として国を回していたら追放されたので、通商連邦で本気出します【カクヨム同時連載中】