あらすじ
その模型屋、立入禁止(アンタッチャブル)。店主は神話の武器を操り、客は魔王と竜王。辺境の工房から始まる、常識外れの技術革命。
「人型(コスト1)なんてゴミだ。大型獣(コスト2)こそ最強」
そんな常識が支配する世界で、一人の日本人転生者が模型店を開いた。
名はタクミ。
彼は前世の知識と、相棒である意思持ちの魔導兵装『雷霆』を駆使し、誰も見たことのない「可動」と「機能美」を持つ人形を作り出す。
それは子供の玩具として作られたはずだった――そう、帝国の精鋭騎士団を一撃で壊滅させるまでは。
「素晴らしい。この機体の関節、美しいな」
「店主、替え玉(ラーメン)と、新作のパーツをくれ」
彼の技術に魅せられ、店には魔族の重鎮や伝説の竜王が「常連客」として入り浸る。
最強の常連客に守られ、最高の工具で、最強の機体を作る。
これは、趣味を突き詰めた結果、世界中の軍事バランスを崩壊させてしまった、ある模型屋の物語。