あらすじ
瞑想を趣味とする変わり者の高校2年生、風間新之助。
星蘭学園の生徒会副会長として多忙を極めながらも、3人の幼馴染や友人たちと賑やかな学園生活を謳歌していた彼の日常が、突然の電話で一変する。
父親・新太郎からの衝撃の知らせ――少子化対策の婚姻制度により、一定の財産を持つ者は複数妻を娶らねばならず、2週間以内に婚約者を決めなければ家財のほとんどを没収されるというのだ。
「待ってくれ、親父! 俺は小学校のあの事件以来、絶対に彼女を作らないと誓ったぞ……!」
困惑する新之助の決意をよそに、学園中の女子生徒たちが彼を狙い、婚約争奪戦が勃発。
パニックの渦中、事情を知る3人の幼馴染たちが手を差し伸べる。
「「じゃあ、私が偽装婚約してあげよっか?」」
天啓のような提案に、新之助は3人と偽りの婚約を結ぶことに。
これで制度はクリアできる。財産は守れる。心も、傷つけずに済む。そう、思っていた。
だが、彼は気づいていなかった――彼女たちが幼い頃から秘め続けた、淡い恋心の本当の深さを。
3人の幼馴染たちの【偽装】は、いつまで【偽り】でいられるのか。
そして、偽りの絆が本物に変わる瞬間、新之助の心は――?