あらすじ

「君には何の価値もない」と、魔力至上主義の公爵家から追放された令嬢のエリアナ。
彼女は、前世が過労死したパティシエだった記憶を思い出し、第二の人生は誰にも縛られず、大好きな菓子作りをして静かに暮らそうと決意する。

唯一持っていたスキル【神の厨房(ゴッズ・キッチン)】を使い、森の奥で小さなカフェを開店。
訪れるのは、傷ついた動物や森の精霊たちだけ。
特製のハーブクッキーで魔獣を手懐け、栄養満点のフルーツタルトで精霊の機嫌を取りながら、のんびりとしたスローライフを満喫していた。

しかし、彼女の作るお菓子には、食べた者の傷を癒し、魔力を大幅に回復させるというとんでもない付与効果があったのだ。
その噂は瞬く間に広まり、やがて国最強の騎士団長や、不治の病に悩む王女様までが、彼女の作るケーキを求めて辺境の森までやってくるようになり……。

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