あらすじ

カイが単身「共感の迷宮」の扉をくぐると、扉は轟音と共に閉ざされ、セラは外の白い部屋に分断される。「挑戦者」となったカイを待つのは、身体の部位を差し出すことで道を開くという「等価交換の鍵」だった。 カイは迷宮の最初の障壁を突破するため、**「右手の小指の先端」**を失うという最も合理的な選択をする。 一方、外で待機していたセラは、カイの選択と同時に、自らの右手の小指に焼けるような激痛と持続的な幻肢痛に見舞われる。MILQは、二人の意識が「統合ループ」で接続されており、カイの肉体的苦痛がそのままセラに共感痛として転写されているという残酷なルールを告げる。 運命共同体として精神力を試されることになったセラは、次にカイが視覚や腕のような不可逆的な大きな犠牲を選び、その痛みまで自分に襲いかかることへの、恐ろしい予感に襲われる。

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