あらすじ
「もう一生、誰かを好きになることなんてないと思ってたのに……どうしてくれるんですか」
「……いいだろ。好きになるのは、俺で最後なんだから」
「それって……一生、恋してるってことになりますけど」
「一生恋をしないって思ってた雫さんが、俺に一生恋をするなんて。……グッときます」
婚約破棄で心が疲れ果てていた雫は、偶然立ち寄った定食屋「こだま」で、どこか懐かしい温かさに救われる。
気づけば店の常連となっていた雫は、厨房に立つ若い料理人・朔を紹介される。無愛想でぶっきらぼう、接客は最低なのに、料理の腕は一流。
そしていつしか、無愛想だった朔が、雫にだけ見せる“甘すぎるほどの顔”をのぞかせはじめ、最高のスパダリに変わっていく――
これは、不器用な料理人と心に傷を負った女性が織りなす、優しくて甘い、再出発の物語。
※ キスシーンあり/大人向け表現あり