あらすじ

舞台は魔法が権威の象徴とされる国。王族や貴族は生まれながらに鮮やかな髪をもち、魔法を使えることが当然とされる。 灰色の髪を持つ者は、魔法を使えない者の証とされていた。 伯爵家に生まれたリシア・アルヴェンの髪は灰色で、当然魔法も使えない。 そのせいで無能と呼ばれて両親に疎まれ、社交界でも嘲笑の的となった。 そんなリシアは、無理矢理連れて行かれた夜会で、辺境を治める若き貴族セドリック・ノイマンと出会う。 黒髪に紫の瞳を持ち、稀代の魔術師として名高い彼が、なぜかリシアに声をかけた。 数日後、届いたのは信じがたい知らせ――セドリックが、彼女を「魔道具として」迎え入れたいと申し出たのだ。 屈辱と戸惑いを抱えながらも、リシアはその手を取る。 誰かに必要とされたのは、生まれて初めてだったから。 これは、道具として始まった契約が、 やがて二人の心を灯す光へと変わっていく物語、のはじまり。 全5話、約14000字です。

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小説を読もう2025/11/01
  • 現在の作品灰髪の魔道具令嬢は、黒衣の魔術師に乞われて微笑む