あらすじ

大学の秋。 杉浦真理は、友人たちと卒論や進路について語り合っていた。 周囲は「院に進もうと思う」「就活のエントリーを始めた」など、具体的に動き出している。けれど真理はどれもはっきり決められない。 卒論のテーマに選んだのは『不思議の国のアリス』。 だが、真面目な性格の彼女には「ナンセンス」という言葉がどうにも腑に落ちない。 文献を読み込んでも、観念ばかりが先行して実感に結びつかない。 疲れた体でようやく帰宅すると、玄関に小さな小包が置かれていた。 差出人の欄には──「ルイス・キャロル」。

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小説を読もう2025/10/30
  • 現在の作品ナンセンスの国のアリス