あらすじ

皇帝の子に生まれながら、五年の蟄居。 皇太子・允成は再び表舞台に戻ったとき、北に戦の気配を嗅ぎ取った。 塩と剣と、血と風。 すべては――籍すら失われた女官に、“正当な席”を与えるため。 これは、承徳王と呼ばれた少年が、ひとりの女を「妃」にするまでの物語。 名がなくても、席がなくても、 あなたをこの国に在らせるために。

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