あらすじ
京都の大原の名家・石蕗家に、見合い話が舞い込む。当主である石蕗義一の孫娘・美琴は、父親を事故で失いーーー病弱な母・綾子と祖父である義一の元に身を寄せていた。
初めてあった時、美琴はまだ十四歳だった。
『お前の許嫁だ』
紹介された透匡の、穏やかで優しい人柄に惹かれる美琴。
あれから、四年の歳月が流れ、美琴は十九歳になった。
義一について、怪我をした軍人の手当てを手伝っていた美琴は、美しく優しい女性に成長していた。
『二十歳になったら、婚礼を行う』
義一は透匡と美琴に告げる。
しかし、まだ一部の夢を捨てきれない海兵による、偽旗作戦が発覚して・・・。
再び、軍艦雲舟に戻る透匡は、美琴との婚約を破棄しようとするが・・・。