あらすじ
世界で最も美しい少年が、十五億オールで落札された。
大陸から少し離れたところにある島国、ローゼ。
首都カルブンクルスの某所で禁忌の人身オークションが執り行われていた。
〈人神〉の異名をもつ最美の民族、ゴーリェ人の生き残りであるリョートは欲にまみれた金満家に買われ、己が人生に絶望していた。
そんな折、彼の前に希望の光が降り注ぐ。緋色の髪をした天使――ブルーメが彼に救いの手を差し伸べた。リョートはブルーメに憧れて三年後に捜査官となり、スクールを主席で卒業したこともあって精鋭揃いの第一班に配属される。
そこでブルーメと再会し、彼女とバディが組めると期待するも、実際バディとなったのはブルーメの実父で天使とは似ても似つかないシュタムだった。
「なんでおれがこんなおっさんとバディを組まなきゃいけねえんだよ!」
「新入りのくせに一丁前に文句垂れてんじゃねえよガキが」
美男と野獣の凹凸バディと第一班の面々が繰り広げる、異世界お仕事ファンタジー。