あらすじ
作馬の村に暮らす少女・**沙耶(さや)**の平穏な日々は、鬼の襲撃によって一瞬で崩れ去った。父母を無惨に奪われ、自身も命を狙われた彼女を救ったのは、異界の妖――祇(くにつが)。
祇の力によって沙耶は命を拾うが、その代償として“鬼の血”を宿すこととなり、人ならざる者として生きる運命を背負う。
復讐の炎を胸に、沙耶は父母を奪った作馬の鬼を討つため、そして自らの存在の意味を問うため、妖との契約のもと旅立つ。
人と鬼、人と妖、正義と憎しみ――曖昧な境界の中で少女が歩むのは、血に染まる「許さぬ者の道」。
生と死の狭間で、沙耶は何を守り、何を失い、どこまで人であり続けられるのか。
復讐と命、愛と憎しみが交錯する、血と闇のダークファンタジーが今、幕を開ける。