あらすじ
五感が異常発達したセンチネルと、その能力を制御するガイドがいるセンチネルバースの世界。貴弥は亡くなった父親の借金を返すため、夜職で働こうとしていた。しかしその直前、貴弥は二人の男に拉致される。彼らの正体は特務機関で働くセンチネル、久詞と遊だった。
貴弥は事情を聞き、ガイドとして保護したいと言われ躊躇う。貴弥の能力が発現した時、センチネルの制御に失敗して、以降ガイドだということを隠して生きていたのだ。その時に久詞に助けられたが、貴弥は記憶を失くしていた。
結局ガイドとして働くことになった貴弥。しかし久詞たちの部署は閑職と揶揄される部署だった。それでも置かれた場所で咲くしかない、と任務をこなすうちに、貴弥はガイドとして周りを支えたいと思うようになる。家族らしい家族がいなかった貴弥は優しい二人、特に久詞に父親に向けるような憧憬を抱いていった。そして毎日過ごしているうちに次第に恋心に変わり、久詞を支えたいと思うように。久詞は「名前を呼んでくれたら、いつでもどこでも駆けつける」と約束してくれる。そしてセンチネルとガイドは、魂の契約、ボンドを結ぶことによって、より互いの能力を強くすることができると知った。
しかし、貴弥の能力が発現したきっかけのセンチネルが、半グレ集団の指示役をしていることを知る。奴は父親の死と関係していて、貴弥を探しているらしいとわかり、囮作戦をすることに。ところが敵の術中にはまり、ボンドを結ばれそうになる。ボンドは身体を繋げることが必要で、貴弥は必死に抵抗した。
久詞を呼び、間一髪助けられた貴弥は久詞を求めた。ボンドを結べば互いの力しか受け付けないため躊躇う久詞だが、貴弥をずっと想っていたと告白しボンドを結ぶ。
貴弥は久詞以外のセンチネルの制御はできなくなったけれど、特務機関に正式に入り国を守ることにした。大切な久詞のそばが、自分の居場所なのだと。