あらすじ
高校二年の風見颯太朗は悩んでいた。それは、想いを寄せる幼なじみ・桜ヶ丘志乃との関係。
学校中の誰もが憧れる完璧美少女の彼女を、どうしても「妹」のカテゴリーから卒業させられないでいた。
そんな颯太朗の裏の顔は、印刷所の締め切りに追われながら「最強の妹」を描き続ける人気同人作家。
そのこだわりが、現実の恋の最大の壁になっていることに、颯太朗自身はまだ気づいていない。
「風見くんの隣が、私の居場所だから」
当たり前のように隣を歩んできた志乃もまた、颯太朗や彼を取り巻く個性豊かな少女たちと交流を重ねるにつれ、胸に宿った新たな感情の正体に戸惑い始める。
これは、想いのベクトルがちょっぴりすれ違う二人が、もどかしい距離感を乗り越えて、なんとか「恋」にこぎ着けるまでの物語。