あらすじ
広島の団地に暮らす高校二年生・チノ村チー助。
太った体型と冴えない性格のせいで、学校ではいじめの標的にされ、ただ日々を耐えるだけの存在だった。
そんな彼がある夜、自分の部屋の押し入れの奥が異世界の草原へと繋がっていることに気づく。
勇気を振り絞り足を踏み入れた先には、冒険者ギルドと、魔物の徘徊する世界があった。
最初は震えながらスライムを倒すこともできなかったチー助だが、やがて初めてのレベルアップを経験し、スキル【初歩の剣術】を獲得する。
さらに小さなスライムを助けたことをきっかけに、最初の仲間となる従魔・ルゥを手に入れた。
現実では何もできない自分。
だが異世界では、一歩ずつ強くなっていける自分がいる。
——これは、押し入れの奥をくぐり、
いじめられっ子の少年が「冒険者」として成長していく物語。