あらすじ

長期不況と腐敗政治の街。若者は地下都市《ルートゼロ》に消え、治安は「件数」で語られる。 冷徹な現場捜査官・瑞希の前に届いたのは、暗転七分を狙う犯行声明。犯人は誰とも組まない《灯心》。だが声明には、広報の文体が混ざっていた——“二筆目”が恐怖を演出している。 匂いで群衆を誘導する仕掛け、電源を噛む短絡、通信を殺す遮断。数字に守られていた彼女は、亡き恋人・祐子の「火は、灯せる人が持てば」という言葉とともに、件数から事実へ舵を切る。 都会派ノワール×社会派サスペンス。七分ごとに迫る選択が、あなたの正義も試す。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/08/23
  • 現在の作品冷光の街《ルートゼロ》