あらすじ

ある年明けの空に、「獄門新聞」なるペラ紙がばら撒かれた。曰く、金十億円を手に入れられる機会が近々訪れるのだという──。  地方都市・紫吹市。人口二十九万を数えるそこに、合計四九三人の「獄門少女」が解放された。  彼女たちは斬られても焼かれても潰されても死なず、地獄ですら持て余された異形の少女たちである。  それ故の「不死身の罪」で長らく地獄に幽閉されていたが、ある時閻魔大王によって、再び現世で自由に生きる権利を手に入れるための「死の遊戯」に参加させられることとなる──。  規則一:地上ノ人間ト主従ノ契リヲ交ワスコト。人間ヲ主人トシ、可能ナ限リ人ノ世ヘノ混乱ヲ抑エルベシ。  規則二:獄門少女ニトドメヲサセルノハ主人トナッタ人間ノミ。  規則三:獄門少女、主人、イズレカガ絶命シタ場合、コノ遊戯カラノ脱落ヲ意味スル。主人ハ記憶ヲ改竄サレ、ソレマデノ日常生活ニ戻リ、獄門少女ハ地獄ヘ強制送還トナル。尚、死シタ場合、蘇生ハ出来ナイ。  規則四:先ズハ残リ三〇〇組ニナルマデ殺シ合ッテ貰ウ。  報酬ニツイテ:最終局面マデ生キ延ビタ者ニツイテ、獄門少女ニハ人間界デノ自由生活権ヲ、主人ニハ金十億ヲ与エル。  両親亡き後、叔父の家に引き取られたと言うことを除けば平凡な高校生にすぎない宵村銀慈郎は、あるとき目覚めるとベッドの中で眠る、ほのかに血の香りがする美しい女と対面する。  彼女はまさしくその「獄門少女」であり、銀慈郎を主人として認めるというが──? ※完全人力創作 ※イクサガミを読んでいて、影響を受けまくってこれを妖怪や現代ファンタジーに落とし込めないかと妄想してこねくり回した作品です

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2025/08/22