あらすじ

僕は大川猛流。 我ながら大人しい性格で平凡な毎日を送っていた。 ある日のホームルーム。先生が教室を出ると教室全体が光に包まれた。 そしてクラス転移した先は王城の広間。 そして目の前には髭を蓄えたガタイの良い王様、美しい王妃様、そしてかわいらしい姫だった。 「魔物を倒し、世界を救ってほしい」 王のそんな願いで償還されたこのクラスは、お決まりのステータスという声と共に、自分のスキルに一喜一憂するのだった。 そしてスキル『超回復』を得た僕は、同席していたA級パーティ『遥かな頂き』に一人だけスカウトをされたのだ。 「君のスキルはきっと俺たちの助けになる!一緒に世界を救おう!」 そんな言葉に胸を躍らせ、冒険を重ねていた僕は、攻撃手段がないためレベルもスキルレベルも上がらないので、ずっと回復は自分にだけ。 役立たずと国に戻った際にはいじめられ、王からは指名した手前とりあえずは最初の目的のドラゴン討伐までは帯同するように命令された。 そして『遥かな頂き』の面々も渋々了承した。 そして険しい火山地帯の先にいる火竜を僕以外のメンバーが総力を挙げて討伐。みんなぼろぼろの状態ではあったが、喜びに満ちていた。 僕が回復できたらいいのに・・・とを思っていたら僕の体がふわりと浮いた。 まさかの胴上げ?僕は役に立たなかったのに・・・そんなことも思ったが嬉しさに涙がこみ上げ・・・そしてそのまま僕は落下していった。 慌てて見ると下にはボコボコとしたマグマが見える。 「やっとスッキリする!役立たずにまで褒賞を分けことになるんなら、さすがに我慢できねーからな!」 「討伐の末に犠牲になったとかうまくいっとくから!」 「安心して死ねよーー!」 そんな言葉が聞こえる中、僕は・・・数十メートルはあろう火口を落下し、そのままマグマに身を焼かれた。 全身が焼けただれる激しい痛みの中、僕は焦燥感にかられ、ただただお荷物になっていた自分を思い返していた。 「でも・・・それでも僕は・・・さすがに切れてもいいですかね?」 そんなつぶやきが、マグマに焼かれ消し炭のようになる僕の最後の言葉になった。 スター特典→学園編が完結しました。※なろうには1ヵ月遅れで更新中 【なろうでは本編が完結済】 https://ncode.syosetu.com/n1676if/

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2023/07/15
  • 現在の作品保健委員だった僕、勇者パーティに火口に投げ込まれたのだからさすがに切れてもいいですかね?