あらすじ
【詠いの篇】
――黒き髪をぞ靡かせる。
その者、白羽を抱きて白銀の大地を行かん。
創生と有限なる歴史。
種族の祖、生誕の意味、必然の犠牲と、そして相容れない理由。
愚かしさが加熱する、意義を失った非業の生命。
求められぬ種族が猛る。
贖いと争奪を求めて。
行使有限の未知数、詠滅。
咎人が残せし罪過、絶対。
真なる人への望みを託し、意義を奪われた存在は罪を踏み越える。
夢に見るのは、隔たれし境の向こう。
罪、罰、禁忌。
全てが今、世界に問い掛ける。
真理を覆す絶対に、詠滅の契りは形而の上へと舞い上がる。
真世界への回帰は、あえかなる生者への讃歌。
創られし光の意味を知った時、終末の世界に浄化の光輝が降り注ぐ。
禁忌を受け容れた青年と、罰に導かれた少女が見届けた時、運命は歯車を解き放つ。
輝きの遥かへ詠う、FAB堂々の完結篇。
罪と罰と、禁忌が織り成す非現実魔法軍事世界ノベル
―Far away briliiance―燦然の彼方に【詠いの篇】
そうして、人は……生命を知るのだろうか。
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