あらすじ
ワシの名はコンスティチューション、巷では三笠・ビクトリーと並んで三大記念艦と称されておる。
この小説の登場人物の中で一番最初に作られたキャラは、ひとこと紹介文に登場する(巨乳・人妻の)看護婦でもなく、その後に登場する戦艦の化身を名乗る二人の女性でもなく、ワシじゃ。
ワシが作られるきっかけは、作者が太平洋戦争を舞台にした小説の取材と称して舞鶴に薄くてエロい本を漁りに行った時に擬人化された三笠を見たこと。
堅苦しい小説を描くのに疲れていた作者は何を血迷ったのか、現地ではスリムな身体を和装で包み、オレンジ色の髪をしていた三笠を、自分の性癖に合わせて金髪ロリ巨乳ババアである別の船……コンスティチューションとして登場させようと思い立った。
そしてエロキャラとしてワシを登場させることを前提に話を組み立てていったのじゃ。
ロリ巨乳がエロいことをするところを見たいか?
ならば老雄と新兵の章まで読み進めい。
・・・キャラを暴走させるのはここまでにしておきます。
著者の道楽庵と申します。
長編小説を描くのは処女作の臆病者に続いて二編目になります。
太平洋戦争を舞台にした小説・臆病者を描き終えた後はどうしようか?
作品の終幕が近付くにつれ、そちらの方に意識が向くようになっていきました。
次に描こうと考えていたのは小早川秀秋の実父であり、おね(北政所・秀吉の正妻)の兄である木下家定を主人公にした歴史物の作品、豊臣家の戦国。
豊臣家の戦国は臆病者でまともに史料も読まずに描き始めて苦労した経験から、半年ほどかけて本を読み、きちんと時系列をまとめて描き出そうと思っていました。
史料集めがてらに本屋に寄った時、ふと思いました。
史料もそうだけど、下手したら100人近くになる登場人物に個性を付け、その人物に合った行動をさせることができるのか、と。
ならば登場人物を動かす練習がてら、オリジナル作品を描いてみようかと思い、描いたのがこの作品です。