あらすじ
蜘蛛の糸の人工合成に成功したベンチャー企業の社長、霧島豊の妻、恵子が自宅のマンションで絞殺されているのが発見された。有力な容疑者とされているのは、恵子の愛人の大和俊二という二十八歳のシステムエンジニアで、マンションの防犯カメラの映像から、死亡推定時刻の午後九時頃マンションを訪れ、程なく立ち去ったことが判明した。一方、夫の豊は死亡推定時刻には関西に出張中で、完璧なアリバイがあった。しかし、堂島は大和俊二の犯行動機に疑問を抱き、柏木に協力を依頼する。巧妙な完全犯罪のトリックに、柏木の頭脳が挑む。
【登場人物/レギュラー】
柏木祐介(三十四歳) 昆虫学者 東京大学応用昆虫研究室の准教授
前園弘(三十二歳) 警視庁の鑑識官
堂島健吾(四十五歳) 警視庁捜査一課の警部補
【登場人物/第六話】
霧島豊(三十四歳) 蜘蛛の糸の研究者 ベンチャー企業の社長
霧島恵子(三十二歳) 豊の妻 資産家の娘、豊の会社への出資者
大和俊二(二十八歳) システムエンジニア 恵子の愛人