あらすじ

「大好きな友達が死んだんだよ。しかも、2人も。それで十分だったの。あたしが死んだ理由なんて」   動物霊、妖怪、神……それらを自分に憑依させ、それぞれ異なる能力を使うことができる種族、異憑(いつき)。  世界人口の大部分を異憑が占めるこの世界において、それができない種族は無憑(むつき)と呼ばれ、時には差別や冷遇を受けることもある。  それが、この世界の常識。  平凡な女子大生として暮らすエルはその無憑であり、彼女もそんな"常識"の被害者だった。  その中でいつしか笑顔の作り方すら忘れてしまったエルだったが、それでも今は冷遇とは程遠い平穏と幸せを享受していた。   大切な友人たちの死を知らされ、失意と絶望のまま自殺を選ぶまでは。    しかし、死んだはずのエルは目を覚ました。何故か自殺する半年前まで時間が巻き戻った世界で──。 「絶望なら、笑えないほど味わった。大切な人が傷つくのも、いなくなるのも、もう二度とごめんだ。  だから……。  抜け出してみせる。この絶望の底から、"次"こそは」 ※この作品はフィクションです。実在する人物・団体・事件等とは、一切関係ありません。 ※本作は作者と友人“金春たそ”さんの創作を合体させた合作作品です。一部のキャラは金春さんから借りているキャラになります。 ※暴力・性的表現、残酷な描写を含みます。苦手な方はご注意下さい。 ※『小説家になろう』様にて、同作品を掲載しております。

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カクヨム
カクヨム2023/06/05
  • 暗澹たる泥中から
  • 現在の作品暗澹たる泥中から ─絶望の淵にて自死した女子大生、希望の光へ足掻きだす─