あらすじ

<あらすじ> 周瑜亡き後呉軍総司令官となった魯粛。呂蒙はその傍らで補佐をしつつ、多忙な日々を送っていた。 久しぶりに帰還した建業での軍議で、小さな事件が起こる。 ____________________ <呉> 【陸伯言】(陸遜) 本作の主人公。陸家の若き当主。周瑜の許で軍術を学び、軍師を志す。聡明さと優れた剣術を使う武官でもある。 【甘興覇】(甘寧) 元水賊の武将。戦場では羽と鈴で身を飾り一騎当千の働きをすることから【鈴の甘寧】の異名を取る。 【周公瑾】(周瑜) 名高い呉の軍師。【赤壁の戦い】では総指揮を執り、連環の計と火計を用いて大勝利を収めた。 【孫伯符】(孫策) 孫権の兄。周瑜とは義兄弟の間柄。武勇に非常に優れ、江東を瞬く間に平定し【小覇王】と呼ばれた。 【孫仲謀】(孫権) 呉の宗主。孫策の弟。兄とは違って冷静沈着な性格をしている。 【孫黎】 孫策、孫権の妹。呉蜀同盟を結ぶために蜀の劉備の許に輿入れした。 【呂子明】(呂蒙) 周瑜亡き後呉軍の中核を担う武将。陸遜にとっては建業に来てからの後見人的立場。穏やかで誠実な性格。 【淩公績】(淩統) 父子二代に渡って孫家に仕える武官。父親を、敵対していた頃の甘寧に殺されているが、今はその恨みを封じた。 【魯子敬】(魯粛) 周瑜亡き後、呉軍の総司令となる。周瑜、孫策とは江東時代からの腹心。特に周瑜とかは強い信頼関係で結ばれていた。 【虞仲翔】(虞翻) 呉の文官。非常に優秀で、物事に動じない性格をしている。赤壁にも従軍し、周瑜亡き後は副官として陸遜を支える。 【陸公紀】(陸績) 陸遜の従弟。聡明だが、体が弱く生まれつき足が悪い。いつもは陸家本家にいる。陸遜とは実の兄弟のような関係。 ___________________________ <蜀> 【劉玄徳】(劉備) 蜀の宗主。黄巾の乱の時代から流浪を続けて来たが、ついに国を持つ。人徳があり、漢王室の再興を願う。 【諸葛亮】(孔明) 蜀の軍師。元々は戦を嫌っていたが【三顧の礼】を以って劉備に迎えられた。【臥龍】の異名を取る才能。 【趙子龍】(趙雲) 蜀の武将。単騎で敵中を突破するほどのずば抜けた力を持つ騎馬将だが、平時は穏やかな人柄をしている。 【龐士元】(龐統) 蜀の軍師。運命で定められた孔明の【対の星】。【鳳雛】と呼ばれる才能の持ち主だが、誰とも打ち解けない。 _______________________ <魏> 曹孟徳(曹操) 魏の宗主。黄巾の乱から戦い抜いて来た【乱世の奸雄】。 曹子桓(曹丕) 曹操の長子。長い間父親とは不和にある。文武両道であり、次の王位を約束されている。 甄宓(しんふつ) 曹丕の正妻。元々袁家に嫁いでいたが、曹家が攻め落とした時に虜囚となり、曹丕の妻になった。 司馬仲達(司馬懿) 名門司馬家の男。長い間仕官をせずにいたが、曹丕の要請に応じてその腹心となる。【狼顧の相】を持つ、奇才。 司馬叔達(司馬孚) 司馬懿の弟。秀才揃いで我の強い兄弟が多い司馬家の中でも、特別人柄が穏やか。 夏侯元譲(夏侯惇) 曹操の従兄弟にして腹心。常に曹操の側に控え、凄まじい剣を使う隻眼の猛将。 曹娟(そうけん) 甄宓付きの女官。曹丕の従妹。早くに嫁いでいたが、顔に大きな火傷の痕があるため嫁ぎ先でも冷遇されていた。

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カクヨム2025/06/27