あらすじ
流星の死とともに、ひとつの物語が幕を閉じた――
しかし、それは「始まり」に過ぎなかった。
数ヶ月が経ち…
悪性物による感染が静かに進行するこの世界で、久慈良平はかけがえのない“声”を継承した。
精神を侵し、身体を蝕む“悪性の種”。それに抗える者――“穢れ喰い(けがれぐい)”たちの運命が、再び交錯し始める。
誠の過去に秘められた“救えなかった少年”。
エルミナが背負う“焼かれた家族の記憶”。
それぞれの痛みが、今なお彼らを突き動かしている。
そして舞台は、新たな局面へ。
病院で密かに広がる感染。
無数の“完成体”が生まれようとする中、良平の前に現れる謎の政治家・石場流。
その裏には、生物兵器を利用し「世界の均衡」を壊そうとするエドワードの計画が動いていた。
かつての仲間・流星の力を受け継ぎながらも、未熟なまま戦場に立ち続ける良平。
彼に迫るのは、新たな“感染者”たち――
そして、最も危うい存在となりつつあるミオの運命。
誰を信じ、何を選び、何を守るのか。
魂を削って戦う穢れ喰いたちの第二章――ここに開幕。