あらすじ

次巻[link:novel_view?w=23072738] 魔法とは人の欲望で世界を染め上げる力だ。 しかしそれを扱える者はごく少数で脅威に立ち向かうには足りなかった。 だから、古代の魔法使いたちは世界を塗り替えた。 多くの人々が魔法を使うことができる世界へと。 そうして生まれた魔法は五つの属性を持っていた。 炎と熱を司る赤。 風と音を司る緑。 水を司る青。 天を司る白。 地を司る黒。 五つの色が世界を彩り人は己の欲望を形にするすべを得た。だってのに、 「オレはそのどれも使えないんだよ、こんちくしょー!!」 「うるさいわね、変態。いきなり叫ばないでよ!」 「これが叫ばずにいられるか! せっかく異世界に来られたってのに! いやでも、無属性っていうのも特別感があっていいか」 「あんた無属性もまともに使えないじゃない、変態」 「ちょっとくらい夢見てもいいだろ! あと変態を定着させようとすんな! オレが変態ならそっちは痴女だろ!!」 「誰が痴女よ!」 「人前で平然と浴衣を脱ぎ捨ててるだろが!」 「下はちゃんと水着をつけてるわよ!」 「水着でも街中ではアウトだろ。しかも黒ビキニとか。あ、でも全然胸がないからセーフかも」 「………………」 「おい、こんなとこでまで脱ぎだすなよ。いや、ホントごめんちょっと待って!!」 「焼き尽くすわよ。『赤の貴婦人(カーディナル・レッド)』!!」 「いつ見てもきれいなドレス姿ですね。その姿で暴力的なのは似合わないと思いますよ」 「……言い残すことはそれでいいのかしら?」 「胸がないのは残念だけど、足の方はそれをおぎなってあまりあ……」 「消飛べ! 赤の書4章3節【九頭竜炎(カーディナル・バイス)】!!」 「うぎゃぁぁぁあああ!!」 「……シロー、あれで大丈夫なんですか?」 「あのふたりはいつもあんな感じだから心配ない。じゃれてるだけだ」 「シエナさん思いっきり上級魔法使ってるんですけど」 「少年ならあれくらいは大丈夫だ。ほら、出てきた」 「あちぃ!! 危うく消し炭になるかと思ったぞ!!」 「待ちなさい変態! 今日こそとどめを刺してあげるわ!」 「それは御免こうむる!」 「ほら、平気だろう」 「そうですね」 「せっかくの異世界ライフがさんざんだよ、こんちくしょー!!」 2013年7月26日スタート 2014年2月23日完結

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エブリスタ
エブリスタ2013/07/26