あらすじ
~先生、私に「もののあはれ」を教えてください~
タイトルは、略して「木(もく)バナ」と覚えてください。
【源氏物語を愛する町医者、宣長に、次々と巻き起こる源氏物語的事件】
時は江戸、ところはとある城下町。
文学をこよなく愛する医師、木居(もくおり)宣長先生の所で下働き兼医者修行をしている主人公「お優」。
木居家の皆さんの家族愛と、お優の恋、そして江戸時代のとある城下町に次々巻き起こる、源氏物語的な事件を描きます。
源氏物語の帖名にあやかった、オムニバス形式の小説。
第一帖 空蝉 遊郭に売られるけなげな貧しい機織り娘 「おまさ」
第二帖 花宴 恋に憧れるお城の深窓の姫君 「玲姫」
第三帖 夕顔 夕顔の花のような可憐な母親、「お夏」
第四帖 澪標 嫉妬に狂う大商家の奥方様、「お六」
と、各帖に個性的なヒロインを迎え、お話は続いて行きます。
まずは、空蝉の帖、はじまりはじまりです。