あらすじ

幕末期、親藩のもとに生まれた武家の志狼(しろう)と、その幼馴染・呉服屋の末の息子、結之助(ゆいのすけ)。
国内外の不穏な空気が藩にも押し寄せるなか、今日も志狼はのどかに店番をする結之助を見舞う。
ふたりの穏やかな日々と関係は、当たり前に続くものだと人知れずこどものように信じていた。
だが、『彼』のなかに根付いていたものを、時の奔流が確実にその濃さを滲ませるように染めていく。

時代という布のような渦のなかに、僅かにでもその鮮やかな滴りを落としたかも知れない、ふたりの軌跡。

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アルファポリス
アルファポリス2025/05/10
  • 現在の作品ただひとたびの、薫りし椿