あらすじ
※注意※
電撃小説大賞に応募するため、結末まであらすじを記載しております。
あらすじ
高校二年生の愛生(めい)の手の平に、hand numberという自分にしか見えない数字が現れた。hand numberは、あと何年、生きられるのかを示している数字で、愛生の手の平に現れた数字は、2、だった。愛生はあと二年しか生きられないと知り絶望する。そんな時、同じクラスで隣の家に住んでいる琉生(るい)に助けられる。
愛生はある日、数字が、2、から、364/23/30、に変わっているのを見て、死ぬまであと一年を切っていることに気づく。愛生は動揺し、その時そばいた琉生にhand numberのことを打ち明けた。
琉生に支えてもらいながら、前向きに過ごしている中、母と離婚した愛生の父が亡くなった。離婚した原因がhand numberだと知った愛生は、母に自分が死ぬことを伝えないと決める。
愛生は琉生と共に死ぬまでにやりたいことを叶えていく。一緒に過ごす中でお互い惹かれあっていくが、お互いに相手を想って自分の気持ちを伝えない選択をする。
そんな中、愛生が、一日だけ本物の恋人だと思ってデートがしたい、と琉生にお願いをする。二人は一日だけ恋人としてデートをし、次の日からは気持ちを抑え込んで普通の友達に戻り、最後の日を迎えるまで、大切な人達と一日一日を大切に過ごしていた。
愛生をずっと支えてきた琉生も、実は愛生と同じ日に死ぬことが分かっていた。でも、琉生は愛生には死ぬことを伝えなかった。知らない方が愛生は安心して逝けると琉偉は思ったから。
琉生は最後の日、愛生の親友に後押しされ、愛生に好きだと気持ちを伝える。二人は気持ちが通じ合い、最後の時を迎えた。
愛生と琉生は高齢の男性が運転する車に轢かれて亡くなった。
愛生の母は琉生が残した手紙で、愛生がどのように過ごしてきたのかを知って、今までのことを後悔する。愛生の母は、琉生の両親と関わっていく中で、少しずつ悲しみから立ち直り、自分は愛生の分まで生きると前向きに決意した。