あらすじ
修学旅行で訪れた特攻資料館で、杉原麻衣は涙を流す立花悟と出会う。
悟は麻衣の祖父・杉原雪杜の、古い友人だった。杉原家の大恩人とも言える、立花一登の弟である善治郎の孫の悟と麻衣はアドレスを交換する。
様々な共通点がある杉原家と立花家。悟はアルバムの中に、一登と映る美しい女性に息を呑む。それは一登の婚約者、佐伯結香子だった。
結香子の生家である佐伯家は、麻衣の母・安奈の実家だった。
それを知った麻衣と悟は、本格的に自分達のルーツを調べだす。戦争の恐ろしさと残酷さ、たくさんの若者を犠牲にした特攻兵という悲劇。
ただ、夏休みの課題であるレポートの題材だった戦争が、思わぬ方向に二人を呼び寄せる。