あらすじ
主人公・夏目小太郎と春野鈴音は幼馴染。
家が隣で親同士も仲が良く、本物の姉弟のように育ってきた。
小太郎は物心ついたときからいっしょにいた鈴音が大好きで、いつか告白して恋人になりたい! と願っていたのだが……。
「あ、こたろー。スカート取って。え? や、別に小太郎に裸見られてもなんとも思わないし」
着替え中に遭遇してもなんのその。平然と着替えを続ける始末。
幼馴染である彼女は、小太郎のことを完全に弟としか見ていなかったのである……。
小中高と同じ学校、登校も十年以上いっしょ、お弁当まで作ってくれるというのに、鈴音は小太郎を全く意識していなかった。
このままでは、いつか別の男に鈴音を取られてしまう。
でも、どうすればいいんだろう……、と悩む小太郎に、ある日、「あなたの恋路に協力します」と書かれた手紙が届いた。
その手紙の差出人は、文芸部の二年生、綾瀬一花。
彼女は、小太郎にこんな提案をした。
「夏目くんの恋愛に、協力させてください!」
けれど実は、一花は小太郎のことが好きで……?