あらすじ
「第13回角川つばさ文庫小説賞」 応募作品
声優に憧れている美緒は、中学生になると放送部に入部する。
初めての校内放送を終えた美緒のところに、一人の男の子が突撃してきて、いきなり告白されちゃった!?
「君の声に一聞き惚れしたんだ! オレと付き合ってくれ!」
プロ声優のイケメン先輩×引っ込み思案な後輩女子。恋も夢も叶える、サクセス"ラブ"ストーリー!
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係がありません。
【原稿文字数】
44872文字
つばさ文庫の体裁で74ページ
【あらすじ816字】
声優に憧れている小鳥遊美緒は、中学生になり、放送部に入部する。
初めての校内放送を終えた後。美緒の放送の声を聞いた間宮皇が、美緒の声に一聞き惚れした、と突然告白してくる。
美緒は当然断るものの、皇はめげない。美緒が声優を目指していることを知った皇は、プロ声優である自分と付き合えばメリットがある、と押し切って、二人はお試しで恋人になることを決める。
少しでも美緒と一緒にいるために、放送部に入部する皇。
放送部では、毎年の恒例行事として、部内でラジオドラマの制作をしている。皇はプロのため出られないが、美緒は主役を任される。
主役のプレッシャーを感じながらも、皇の協力を得て、必死に練習を積んで本番に挑む。
ラジオドラマの収録は無事終了し、微妙な仲だった部員にも実力を認められ、一安心する美緒。
ある日皇からいきなり、とある収録のモブ役に美緒が決まった、と聞かされる。
皇が馴染みの監督に美緒が主役を務めたラジオドラマを聞かせたところ、監督がキャスティングしてくれた、というのだ。
しかし、いきなりプロの現場なんて無理だ、と弱音を吐く美緒。自信のない美緒に、チャンスをものにできなければ、いつまでも夢は叶わないと叱咤する皇。
皇から言われたことをよく考えて、どうしたら声優になれるのかを真剣に考え、調べる美緒。
今すぐにでも行動を始めないと遅いのだ、ということに気づいて、母親を説得し、仕事を受けることを決める。
猛特訓を積んで、いざ現場へ。何度か失敗してしまうものの、優しいスタッフのおかげで、無事収録を終える。
初めての声の仕事に、大きな達成感を得る美緒。本気で声優を目指したい、と皇に宣言する。
その美緒の姿が眩しくて、皇はつい額にキスをする。
皇のキスが頭から離れない美緒は、気まずさから皇を避けてしまう。
けれど放送部部長の相良に話を聞いてもらい、自分は皇のことが好きなのだ、と気持ちの整理がつく。
美緒の方から改めて皇に告白をし、二人は正式に恋人となる。