あらすじ

「アナタは、ニンゲンのダイヒョウにえらばれました」 高校一年生の瑞原直斗のもとに、ある不思議なカラスが姿を現す。 カラスは軽く念じるだけで、自由に人の意識を操ることができる。どんなに距離があっても関係ないし、建物の中にいようが、具体的な位置がわからなかろうが関係ない。ただとにかく、カラスが対象を認識するだけで、その相手を自由にすることができる。 最初はただ不気味に思うだけだった。カラスの力があまりに強烈過ぎるため、もしも人間に牙を剥くことがあれば危険なのではないかと。 そんな直斗の心配を他所に、幼馴染の芳市はカラスの能力を面白がって実験していく。どんどん暴走していく芳市に不安を覚える直斗だったが、ある時に限界を迎える。 「このヒトは、ただしいニンゲン、ではないのですか?」 カラスがそう問いかけた直後、芳市は『粛清』の対象と見られてしまう。直斗の目の前でカラスの力で残忍な末路を迎えた芳市を見て、直斗は恐怖する。 その翌日、カラスは直斗の家を訪れてくる。そして一言告げてくる。 「わたしたちは、ニンゲンをカンリすることにきめました」と。 カラスは強大な力を持っており、世界を変えることができる。その力を使い、これから人間たちを管理していくと言う。 そのやり方がわからないため、今後はどのように力を使っていくべきか考えて欲しいと命じられる。 直斗はカラスに連れられ、見知らぬ町へと行くことになる。そこで坂上千晶という少年と会い、同じように「人類代表」に選ばれた人間だと聞かされる。 カラスたちの目的はなんなのか。人間を管理することで何をなそうとしているか。何もかもがわからないまま、直斗は千晶と共にカラスたちへの対応を迫られることになる。

連載情報

ウェブ小説

配信言語